日本共産党提出案 質疑

 

日本共産党の湧川朝渉です。日本共産党を代表し、議案第121号、健康なは21(第2次)中間見直しについて、に対する修正案を別紙のとおり地方自治法第115条の3及び会議規則第17条の規定により提出しましたので、提案理由を述べさせていただきます。
 我が国の虫歯保有率は、1970年代半ばをピークに順調に減少して、2017年度統計では、虫歯がゼロの子どもは65%もおり、沖縄県の12歳児むし歯保有率1.7本と、全国平均0.8本との差は1本未満です。この数字は、WHOの目標3本以内を既にクリアしています。
 洗口に熱心な新潟県が12歳児で0.4本、洗口をほとんどしていない広島0.5本や東京0.7本、神奈川0.8本と、わずかな差であり、フッ化物洗口と虫歯予防の相関関係は認められていません。
 沖縄が全国一悪いから、集団実施するとの理由は通用しません。
 現在、感染死者が出るインフルエンザでさえ、学校での集団接種は実施されていません。全国の学校では、20年余り前にインフルエンザの予防接種が集団接種されていましたが、脳症などの発生により任意となり、学校ではやらなくなり、家庭の責任に任されています。
 そこで、伝染病でもない虫歯に、学校で集団による予防措置をとるために実施しているフッ化物洗口には、安全性、有効性、必要性・相当性、使用薬剤・安全管理、追跡調査、環境汚染に関して、さまざまな問題点が歯科医師や学者、研究者などを初め日本弁護士会など各界から指摘されています。
 さらに、多くのノーベル賞学者もフッ素・フッ化物の有毒性から健康等への悪影響を危惧し、反対の意見を表明しています。
 学校長や教職員、保護者からも疑念、懸念の声があがっています。
 そこで、本市では、重点プランとして市内全小学校での実施を実現する見通しも立たない状況にあります。
 そのような中で、那覇市で唯一集団実施している天妃小学校でのフッ化物洗口の週1回法は、安全基準であるフッ素(フッ化ナトリウム)の耐容一日摂取量(TDI)を超える極めて重大な問題が今定例会の本会議での当局答弁で明らかとなっています。
 また、フッ化物洗口の危険性や害作用など必要性などに関する否定的見解も情報提供されずに、保護者の同意を得ている重大な瑕疵があることも明らかになっています。
 よって、子どもの命と健康を守る立場から、必要性が低く、安全性などに問題がある、フッ化物洗口の学校での集団実施は認められません。重点プランとすることも認められません。
 安全性が担保されていないフッ化物洗口についても、インフルエンザと同じく、家庭の責任で行うよう改めるべきです。
 以上の理由から、本修正案を提出する。
 第8-2、第5章の1の(6)の4)に加える一番目の◎の文中「フッ化物洗口や歯みがき教室等」を「歯みがき教室」に改める。
 第8-3、第5章の1の(6)の5)の表「①子どものむし歯や歯肉炎の予防」の項「市民の健康づくりを支える取組」の欄中「フッ化物洗口や」を削る。
 以上です。

○久高友弘 議長 
 質疑の対応について提出者から登壇の申し出が議長にありましたので、許可いたします。
(湧川朝渉議員に加え、上原安夫議員、西中間久枝議員、古堅茂治議員、我如古一郎議員、宮里昇議員登壇)

○久高友弘 議長 
 これより質疑に入ります。
     (「議長」と言う者あり)
 大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
 3回ということで質疑をさせていただきたいと思います。
 まず提案理由の中にありましたこの文書を読みますと、安全基準であるフッ素(フッ化ナトリウム)の耐容一日摂取量(TDI)を超える極めて重大な問題だというところがありますけれども、ここを算定する基準というのを教えてほしいというのが1点。
 もう1点がノーベル賞学者という記載がありますので、ここの部分について、どういう方がどういうことを言っているのかを教えてください。

○久高友弘 議長 
 湧川朝渉議員。

◆湧川朝渉 議員 
 この本会議場でも質問いたしましたが、フッ化ナトリウムという立場でTDIについて質疑いたしました。それで超えているという部長答弁をもって提案理由とさせていただいております。
 それとノーベル賞ですけれども、これは酵素化学の領域でノーベル賞を受賞したジェームズ・サムナー博士は、フッ素化について次のように述べています。
 フッ素やフッ化物が有害であることは誰でも知っています。我々科学者は酵素化学の研究で、酵素に害作用を与えるためにフッ素を使用しています。これがフッ素が有害である所以です。酵素が毒作用を受けるということは、なぜ動物や植物が死ぬかという理由でもあります。
     (議場より発言する者あり)

○久高友弘 議長 
 今、大山孝夫議員の質問中ですから野次は飛ばさないでください。
 大山議員、いいですか。確認ですか。

○久高友弘 議長 
 再開いたします。
 湧川朝渉議員。

◆湧川朝渉 議員 
 いわゆるTDIの基準は、0.05ミリグラム掛ける体重、そしてそれが一日量というのが書いてあります。

○久高友弘 議長 
 再開いたします。
 大山孝夫議員。

◆大山孝夫 議員 
 2回目の質問です。
 1回目のものについては私の求める答えと違いましたので、1キログラム当たり0.05掛ける体重ということでありました。
 たしか湧川議員の一般質問の中では、6歳児の平均体重21キログラムでTDIについては、1.05ミリグラムになるというようなことがありました。
 その中でフッ化ナトリウムが1.99だから超えるということがありまして、そこが危険なのかというような、そこの部分が、数値的な危険だというふうに認識をして、ここが問題だと言っているのがどうですかというのが1個目の質問です。
 2つ目は、許容一日摂取量とは、このTDIとは、環境汚染物質等を非意図的に混入する物質について、生涯にわたって摂取して健康に対する有害な影響が表れないと判断する一日当たりの摂取量を示し、通常、一日当たり体重1キログラム当たりの物質量で示されますというふうにあります。
 ここで確認したいのは、このTDIについては、そもそもこれを毎日継続して飲むことが危険な数値であるというふうに示されておりますので、そもそも製薬会社に確認したところ、それと厚労省に確認したところ、このTDIの値をフッ化物の溶液に当てはめるのは違うという答えをいただきました。
 そこについては、この許容量を超えるというのはそぐわないのではないかなと思いますけれども、いかがでしょうか。

○久高友弘 議長 
 湧川朝渉議員。

◆湧川朝渉 議員 
 この提案した理由は、奇しくも大山議員がおっしゃったように、TDIは超えていますということを当局は認めたんです。これははっきりと議事録にも書かれていますので確認してください。それが1点目です。
 TDIは、毎日の摂取量を前提としているから、それはそぐわないのではないかという意見ですけれども、これに対して、適切なのか、適切でないのかはTDIの概念からは示せないんです。
 要するに1週間だったら安心ですよ。1カ月だったら安心ですよというのはTDIの概念ではないものと考えております。
 ですから、1日にこれを摂取したらだめですというのが最後に書いている1日基準、これを生涯やるか、1日基準だから週1回やるのが安全ですとか、TDIの文書にはどこにも書いてないんです。これは厚労省は、だからTDIはフッ化物洗口に使わないと言いましたけれども、そうであるならば、そのように厚労省が当局に説明すべきものではないのかなと思います。
 当局も超えているという答弁をしたのは、事前厚労省に確認をして、超えていますかということを確認した上で、当局は私の質問に答えていますので、これは同じことの繰り返しになると思います。

○久高友弘 議長 
 再開いたします。
 湧川朝渉議員。

◆湧川朝渉 議員 
 申しわけない。これは当局がそう答えている以上、当局が答えていることを私が解説することはできません。
 当局がどう言ったのかは、直接当局に聞かれるのが筋だと思います。

○久高友弘 議長 
 大山孝夫議員。
 3回目です。

◆大山孝夫 議員 
 提案をしているのでしっかり説明をいただきたかったのですけれども、これは最後の質問になります。
 前提がありますので、質疑は質疑でしますので聞いてください。
 ここの中の前提の中では、当局のほうは、フッ化物洗口を行った時に口に残るのは、1㏄となりますと。その際のフッ化物ナトリウムについては、1.99残るということです。これは添付書類で湧川議員が質問のときにされていたものを取り寄せましたので、これについは1.99というふうに書いております。
 ただ、これを水に溶かすと、フッ化ナトリウムというのは、フッ素とナトリウムに分離して分かれるのですね。その中で分子量でいうと、フッ素が約45%、ナトリウムが55%になって、フッ化物ナトリウムについては、1.99グラム中、フッ素については約0.9ミリグムラとなります。
 これは先ほどTDIに当てはめるのは私は適切ではないということを説明しましたけれども、その中でも、食品安全委員会が出したものについて、このフッ素については、先ほど湧川議員が当局に聞いてくださいという数字であります。
 別の考え方でいうと、フッ化物イオンについては900ppmと書いております。ここの読解については、皆さん物理とか化学を思い出してほしいのですけれども、1リットル当たり、つまり1,000ミリリットル当たり900ミリグラムフッ素が含まれている。
 1㏄というのは1ミリリットルですので、1,000ミリリットルの1,000分の1、つまりフッ素については、900ミリグラムの1,000分の1が残るとなると、0.9グラム。結局、これは同じことを言っているのですけれども。
 ということで、TDIで比べるのも違うのですけれども、平均体重21キログラム、TDIの制限が1.05ということで、0.9グラムはTDIの制限の範囲になります。指摘しようと思ったのですけど、一般質問中で、私は発言権がないので、当局におかしいのではないかと、そのときには言えませんでした。それをよく勘案すると、そういうことであります。
 週1回法というのがありまして、その中に、週5回法、毎日法というのがありました。それについてはフッ化物量を下げると言ったところもありますし、この中で、いろいろ医療ネグレクトを受ける子どもたちのことを考えると、なるべくフッ化物洗口というのはできる範囲でやる方策があるので、ここも要は、それは多分議員もご存じだと思います。その中で、わざわざ学校から外してしまうということは子どもたちを守れない可能性もあるので、どういうふうなやり方をするのかと置いておいて、ここの文字までを消してしまうと、決断した経緯について教えてください。

○久高友弘 議長 
 湧川朝渉議員。

◆湧川朝渉 議員 
 今大山議員が述べられたことは同じ資料を見ていると思うので、これはよく理解できます。
 ただ、大山議員もそこも理解していると思うのですが、政府に提出した資料はフッ化ナトリウムイオンではないのです。フッ素なんです。
 ですから、これは製薬メーカーの見解というふうに捉えたらどうでしょうか。
 そういった中まで、なぜこれを削るのかということですけれども、最後のほうに何度も述べていますが、子どもの命と健康を守る立場から必要性が低く、安全性に問題があるフッ化物洗口の学校での集団摂取は認められません。重点プランとすることも認められないという立場です。
 安全性が担保されていないフッ化物洗口については、インフルエンザと同じく、家庭の責任で行うよう改めるべきという立場から修正案を提出させていただきました。以上です。
   (「どうもありがとうございました」と言う者あり)

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