まずは応援クリックをお願いします!
大山たかおの発信力を上げて下さい!!
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ

国民保護計画 自衛隊 航空機関連 防災活動

自衛隊の安全確保

投稿日:

  

はじめに

陸上自衛隊目達原駐屯地(佐賀県吉野ケ里町)所属のAH64D戦闘ヘリコプターが5日夕、同県神埼市千代田町の住宅に墜落しました。

高山啓希1等陸曹(26)は死亡が確認され、斉藤謙一2等陸佐(43)が行方不明ということです。

ご冥福をお祈りするとともに、行方不明隊員の早期発見をお祈り申し上げます。

また、被害にあわれた方に対しお見舞いを申し上げるとともに、怪我をされましたお子様の早期の回復をお祈り申し上げます。

今回の事故のことを触れつつ、以前も書きましたが安全確保の気持ちを書こうと思います。

事故について

事故機は「世界最強レベル」 軍事専門家「操縦ミスは考えにくい」

 

佐賀県神埼市千代田町に墜落した陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリ。

防衛省によると、異常を感知して着陸を試みたが、機首から住宅街に落下したという。

高性能でありながら、通常のヘリよりも高度な操縦技術を要しないとされる機種。

同型機は飛行停止となったが、軍事専門家は「なぜ住宅街に落ちたのか」と首をかしげた。

 

軍事アナリストで帝京大の志方俊之名誉教授(安全保障)によると、AH64D戦闘ヘリは、ミサイルの射程が従来のヘリの2~3倍はあり、命中精度もよい。

価格は通常の戦闘ヘリの数倍といい、国内でも希少な機種という。

 

ただ、通常のヘリに比べて特段の操縦技術が必要なわけではないといい、志方名誉教授は「事故があったのは点検飛行で、熟練したパイロットが操縦するケースが多く、操縦ミスがあったとは考えにくい」と指摘する。

 

志方名誉教授は「最近米軍ヘリが墜落する事故が相次ぎ、米国に対して安全策を求めていただけに、こちらの安全策もどうなのかということがいわれかねない。

早急な原因解明が必要だ」と話す。

 専門誌「軍事研究」編集部の大久保義信さんも、AH64D戦闘ヘリを、「世界最強レベルの攻撃ヘリコプター」と説明。「戦車や装甲車を撃破できる破壊力を持つ一方、機械としての練度も安定しているため、機械に不具合が出てきたとは考えにくい」とみている。

 

さらに、ヘリが民家に墜落したことについて「自衛隊なら墜落することになったとしても、身をていしてでも住宅街から外れて落ちようとするはず。

こうした事故は珍しく、どういう状況だったのか詳しく調べる必要がある」と話している。

産経WEST

今回の事故については、殉職された26歳の飛行幹部候補生1等陸曹と2等陸佐の編組でありました。

操縦士(パイロット)は基本的に幹部自衛官の配置となります。

海上・航空自衛隊は、「防衛大学校」「一般幹部候補生」以外に「航空学生」制度があります。

航空学生については、飛行幹部候補生として訓練を受け、入隊後約6年間で幹部に任官します。

陸上自衛隊では、この航空学生制度はないんですが、部隊の一般隊員から選抜される「陸曹航空操縦学生」と呼ばれる制度があり、おそらく年齢と階級からすると、「陸曹操縦課程」を卒業したパイロットではないかと思います。

また、行方不明中の2等陸佐という役職は、飛行隊の隊長又は大規模な飛行隊の場合は、No2の班長職であります。

パイロットとしての飛行時間だけでなく、知識、人格的に優れた人物が配置されるものとなっております。

また、報道では「ヘリは50時間の飛行ごとに実施される定期整備後の「整備試験飛行」であったとのことです。

細部は分かっておりません。

関係機関の事故調査を待ちたいと思います。

整備試験飛行とは

整備試験飛行とは、決まった構成部品などを交換した場合などに、その機器が正常に作動しているかどうか確認する(もちろん、その前に地上でも確認をしている)飛行試験です。その際は「整備試験飛行操縦士」の資格を保有者が実施します。

自衛隊の安全管理

自衛隊については、訓練学生の頃から飛行安全については厳しく指導があります。

「任務達成するためには、戦術や技能が必要だ!しかしそれは、安全というものの上にあるものであって、「安全確保」が基礎中の基礎である!」

と口すっぱく言われました。

私は退職直前の地上職は「安全班長」という役職で、隊員に対し口すっぱく言うのが職務でした。

自衛隊の安全確保については、各陸海空幕僚長が毎年安全のための指針を発表します。

それを受け各指揮官が年度の安全指針を定め、地上・航空で無事故であるように努めます。

安全の知識についても「安全幹部課程」などを設立し、知識を向上させ指導者を作ります。

毎月1回は各部隊において「安全教育」を実施することにより、安全に関して徹底しています。

また、部隊が事故を発生したことを風化させないために部隊独自の「安全の日」を設定している部隊もあります。

災害派遣ヘリ機長として教わったこと

これは、救難隊の頃に災害派遣に出動(沖縄周辺の災害派遣出動実績は「プロフィール」へ)できるようになった時に先輩に教わった心構えです。

  1. 人命救助で出動した時は「自分たちが最後の砦、すなわち我々が諦めたら遭難者や患者さんは亡くなってしまう」という気持ちを持ち出動する。
    そして現場は、訓練環境以上の厳しい環境が待ってると言っても過言ではない。
    その時に不安があっても、自信がなくても「やるんだ!」という雰囲気になる。
    その時に団結するのはいいのだが、機長はクルーの命も預かっている。
    常に「行こう!やれる!助ける!」という雰囲気の時ほど機長として冷静に環境・状態を判断しなさい。
  2. 難しい環境・厳しい環境を見た時にきっと自信が無くなるだろう。
    しかし、今までの訓練・俺の理不尽な指導に耐えてきた精神力を持って諦めず、必ず救助する方法があるんだ!自分の手に遭難者・要救助者がいるんだ。
    自分の最愛の人を助ける気持ちで現場に行きなさい。
  3. 大山が墜落をする。
    遭難することは更に被災者を増やすことになる。
    装備品も失う。
    クルーの命を預かるものとして冷静に判断せよ。
    コパイ(副操縦士)で出動しても、不安があれば機長にアドバイスや意見を交換して現場での対処・自分の持ち場を守りなさい。
    生きて帰ってこい

ということでした。

生きて帰ってくることが重要!

まさにそのとおりです

災害派遣中に帰投

航空自衛隊の救難隊に要請が多いのが、遠距離洋上における救助依頼です。

・船だと時間がかかる。
・海保のヘリだと航続距離が足りない。

そういった時に航空自衛隊の救難隊に依頼がきます。

航空救難団HP

松島救難隊時代でしたが、かなり遠くの沖で漁船の乗組員が漁具に指を挟まれ切断したため、早急に縫合することが必要だとされた事案(もしかしたら、心筋梗塞の疑いだったかも)です。

私は当該クルーではありませんでしたが、あと30分もしないうちに漁船と会合現場に到着するというという時でした。

ヘリコプターのローターのトランスミッションに異常があるかもしれないという「警報灯」が点灯しました。

1、2時間以上かけて現場まで進出してきたのに、もう少しで現場に着きそうなのに・・・・・・

そのほかの計器は異常を示していない「警報灯」の異常かもしれない・・・・・

しかしながら、当該機の先輩機長はミッションキャンセルし帰投しました。

その直後、セカンドクルーが出勤。

現場に出動して無事に要救助者を救出し基地へ搬送・基地に待機していた救急車に引き継ぎをし、災害派遣を集結しました。

その他のオイル系統の支持であったり、様々な事象から「警報灯」の故障かもしれなかった状況から、ミッションをキャンセルした機長。

なかなか決心が難しい判断でしたが、その判断をしました。

機長としての責務

機長の責務は、任務の完遂もありますが、自分も含めクルーを生きて帰らせることが何よりも重要であります。

そのために、「警報灯」が点灯して不具合がなくても、安全性を確保するためには必要に応じ「予防着陸」をすることが重要です。

前回のブログにも書きましたが、予防着陸をすることを躊躇してしまうことで999回うまくいっても、1回のトラブルで取り返しがつかない事態になってしまいます。

一人のパイロットとして予防着陸を受け入れる世の中の環境になってもらいたいと思います。

米国については、一般人の方が航空機またはヘリコプターを持っていることが、そこまで珍しいことではないということです。

身近な存在であるぶん、航空機(ヘリコプター含む。)に関する知識や安全性が認知されているようです。

「安全な操縦ができるうちに着陸できてよかったね。」

そう言ってもらえるような日本の環境になるようにしなければならないと思いました。

航空機の安全性と危険性

以前のブログで書いたように民間含めて様々な不具合がありますが、「不具合が生じても安全に着陸する」それが事故まで到達することを防いでいます。

私の所属した航空救難団は「救難ファミリー」と呼ばれるほど、隊員間の絆と結束で結ばれています。

そのような家族同然の搭乗員(パイロットや航空機に乗り込んで業務を行う人)に「欠陥機」「未整備」の航空機を出すことは、民間を含めおそらくないでしょう。

米軍も安全策をとり「予防着陸」をしましが、短い期間に頻発したため、自衛隊が調査をすることになりました。

週後半に自衛官派遣 沖縄の米軍ヘリ不時着検証

小野寺五典防衛相は30日の記者会見で、沖縄県で相次いだ米軍ヘリコプターの不時着を巡り、今週後半に自衛官を沖縄に派遣して米軍が実施した点検整備の状況について確認、検証すると発表した。

「(米軍の整備が)妥当かどうか、米側から報告を受ける。自衛隊も同系列のヘリを運用しており、整備の知見がある専門家を派遣する」と語った。

23日に渡名喜村で米軍AH1攻撃ヘリが不時着した際、防衛省は同型機の飛行停止を求めたものの、米軍は24日に飛行を再開した。

小野寺氏は「安全な飛行が前提。安全な整備をして飛行再開したかを確認したい」と強調。米軍の整備記録や不時着したヘリを自衛官が直接確認できるかどうかについては「米側と調整している」と述べるにとどめた。

参考:産経ニュース

また、沖縄県東村高江に不時着したCH53E大型輸送ヘリコプターにもご存知のように自衛隊が調査に入りました。

自衛隊が沖縄の炎上米軍ヘリ事故現場入り、情報収集

沖縄県東村高江の民間地で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが不時着、炎上した事故で、防衛省が派遣した自衛隊ヘリのパイロットや整備士ら自衛官4人が13日、事故現場入りした。

安倍晋三首相が、原因究明へ防衛省・自衛隊の知見を最大限活用するよう指示したことを受け、情報収集などを行うのが目的。

自衛隊員らは午前9時ごろに現場に入り、機体周辺に設営されたテント内でホワイトボードに何かを書き込みながら米軍関係者とやりとりしていた。日米地位協定の関連文書では、米軍の同意がない場合は日本の当局に米軍の「財産」の捜索や差し押さえをする権利はないとされる。

CH53Eは11日夕、飛行中に出火し東村の米軍北部訓練場近くの牧草地に不時着した。在日米海兵隊を統括する第3海兵遠征軍のニコルソン司令官(在沖縄米軍トップを兼務)は12日朝、沖縄県内駐留の同型機について4日間の運用停止を命じた。

参考:産経WEST

このような動きは、日米の関係性が一歩、一歩ではありますが、着実に同じ立場になってきていると思っても間違い無いと思います。

最後に

今回は、隊員の死亡・行方不明の他に「一般住民」の方である11歳の女の子が膝に打撲とみられるけがを負い、病院に運ばれました。

幸いにして命に別条はないということです。

隊員は、常に危険性との隣り合わせということを認識しつつ訓練や急患空輸や漁船からの吊り上げなどの災害派遣を実施しています。

決して事故はあってはならないことです。

何よりも「隊員という仲間を失いたくない」という気持ちは、ご家族と同じくらいの気持ちを持っています。

もし、メディアの方がこれをご覧になったならば耳を傾けていただきたい。

決して事故を起こそうとしたパイロットもいませんし、手を抜いた整備員もいません。

殉職、行方不明である隊員のご家族の元へ押しかけるのはやめてください。

よろしくお願いします。

また、仲間の悲報に接しながら、待機に疲れている隊員の皆様の飛行安全をお祈り申し上げま

す。


上記画像をクリック


上記画像をクリック

友だち追加

@LINEやっています。ご登録よろしくお願いします。(「友だち追加」ボタンをクリック または QRコード読みとりよろしくお願いします。)


沖縄本島のみならず、日本全国へ配送中!!!!申し込みは↑↑↑↑↑↑クリック


電子版はこちら!!!!申し込みは↑↑↑↑↑↑クリック

-国民保護計画, 自衛隊, 航空機関連, 防災活動

Copyright© 那覇市市議会議員 大山たかお , 2019 All Rights Reserved.