スクランブルの状況
スクランブル発進については前回のブログ(ここをクリック)で説明させていただきました。
スクランブル発進について御理解いただけたでしょうか?
さてそれでは、今のスクランブル発進の状況です。
いったい、年間に何回くらいスクランブル発進していると思いますか?
正解は、ブログの中で!

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スクランブルの状況
※画像をクリックすると大きな画像で見ることができます
出典:統合幕僚監部(ここをクリック)
年間のスクランブルの回数です。
赤字は29年度12月までの途中経過の数字です。
昨年は年間に「1168回」のスクランブル発進があり過去最高となっております。
途中で山が高くなっているときは、米ソ冷戦時代でありました。
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次は、その内訳です。
過去最高のスクランブル発進があった「平成28年度」については、南西空803回(68%)、北空265回(22%)、西空66回(5%)、中空34回(3%)となっております。
(それぞれの担当区域は、以前のブログ(ここをクリック))
圧倒的に沖縄を中心とした「南西空域」でのスクランブルが飛び抜けています。
また、今年についてもスクランブルの総数は平成26年度に近い数字となっていますので、1000回弱くらいになるのではないかと言われております。
また、今年は「北空」のスクランブルの回数が例年と比べ多いのも特徴的です。
次に国別の発進状況です。
中国機に対してやはり多い数字となっています。
「その他」って何ですか?と聞かれますが、これは、前回のブログで説明しましたが、航空機は飛行前に「飛行計画」を提出し、それが確認が取れない場合にスクランブル対象機となります。
チャーター便や突然離陸した航空機などの「飛行計画書」が何らか原因で、飛行機を識別するところに情報が遅れた場合、スクランブル発進をします。
途中で「飛行計画」が確認でき、安全な飛行機であると判断されれば帰ってきます。
また、よく言われる質問ですが私の知り合いのパイロット中では、「UFO見た」というのは、聞いたことがありません
次にスクランブル対象機の飛行経路です。
中国から「宮古島〜沖縄本島」の間を抜けて行っている航跡がたくさん確認できると思います。
その中で、関西の南海上まで飛行しているのも確認できます。
また、ロシア機については、日本をぐるっと廻っている航跡も確認できます。
飛行機を使用すると、このように関係ないと思ってた「沖縄に対するロシアの脅威」「宮古海峡を抜けて関西へ」など、日本全国で考えなければなりませんね。
最後にこのような飛行機が飛行しております。
当然ながら防衛省の発表していることは、1168回のうちの一部です。
皆様が普段生活している場にこのような事態があることを知っていただきたいと思います。
実は救難隊はホットスクランブルがかかると、出勤して不測事態に対処するために待機しています!
救難隊も応援してください。
よろしくお願いします!
今日はここまで!
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